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甘利山 1,740m 韮崎市・南アルプス市境界 歩行時間 42分 歩行距離 2.0km 参考図書 山と高原地図 41 北岳・甲斐駒(昭文社) 行程 駐車場11:14→東屋11:19/11:23→甘利山11:39/12:22→汁垂12:35→駐車場12:43 山遊日 14/10/24 |
テニスクラブの仲間と久しぶりに山にでも行ってみようかとなり、加齢も進んだので、あまり歩かなくても良い所と企画しました。ところが、つまずきがスタート時から始まりました。○○の先でコンビニの手前と落ち合う場所を決めていたのですが定刻なのに来ません。携帯で連絡をとったら場所が違う、その先にも別のコンビニがあったのです。ここは数分のロスで済んだのですが、いつもの高速に入る道は渋滞が始まっていました。それならと湾岸道路に変更したのですが、こちらも渋滞、オマケにレインボーブリッジを渡るつもりが右折する場所を通り越し羽田に向かってしまいました。慌てて方向を転換したものの渋滞はますます激しくなり新宿にも達しないうちに、もう一台の車から「談合坂にいるが何処だ」との連絡、「先に行け」と言ったものの企画は小生なので一時間も待たせてしまいました。 その先でも一大事、芦安を過ぎたら夜叉神峠へ向かう道が昨夜崩落したと通せんぼ、やむを得ないので明日行く予定だった甘利山に変更しました。晴れていたのに林道を登り始めたら山頂部にガスがかかって来始めてしまいました。9年前に来た甘利山は左回りで失敗だったことを思い出し、今回は右回りにして茶屋の左側を南に向かって進みました。 |
登山と云っても駐車場から山頂までの標高差は約100m、遊歩道のお散歩コースなので、みんな元気に登ってきます。先ずは南東方向の東屋を目指しました。 |
東屋の左前方(東)に三等三角点絶項が立っています。 |
「本来なら南東方向に冨士山が見えるのだが」と説明したら。「来る途中で見えた」とか「見える・・・という気持ちになればよい」とか大騒ぎです。 |
この天気なら、何時かガスは切れるとの自信があるから「後からもう一回来ればいい」と東屋から南西に進んで山頂に向かうと茶店の右横、北側から来る径と合流しました。 |
さらに先に進むと甘利山の山頂が見えてきました。 |
ベンチとテーブルのある広場は鍋頭でした。さらに進むと甘利山山頂です。 |
山頂に到着した、ちょうどその時、ガスが切れて冨士山の頭が南東に見えました。 |
前回には見えた南の櫛形山や南西の南アルプス中央部の山は見えません。西の奥甘利山が見えるだけです。 |
その代わりに北へ八ヶ岳。 |
北東には金峰山や国師ヶ岳。 |
東に甲府盆地、その後に大菩薩嶺や奥多摩の山々を眺められたのだからリベンジ成功と云って良いでしょう。 |
みんなも回りを眺めて満足したようです。鍋頭と違って山頂にはテーブルやベンチが無いのですが草が生えているので座るのには困りません。ここで昼食休憩にしました。 |
女性陣は何を話しているのでしょうか。 |
F画伯はスケッチに余念がありません。 |
14時駐車場出発と決めていたのですがスケッチ組はともかくとしても他は時間を持て余してしまいました。F画伯に「戻るのには来た径を戻るのが最短」と教え、予定の一時間も前に遠回りで汁垂の方へ降りることにしました。 |
山頂から北西に下る、なだらかな山径です。 |
黄葉のカラマツを眺めながら下ります。 |
右カーブで北北東に向きを変えたらカラマツに寄生するサルオガセが見えました。この辺に前回通った西の尾根径に向かう径は見つかりませんでした。 |
あっという間に汁垂に着いてしまいました。汁垂小屋も無くなってしまったようです。 |
もう忘れていたのですが駐車場へ戻る道は登り道でした。駐車場側よりも汁垂側の方が眺めが良いのでKさんは後歩きで歩いています。それとも彼女は今回のメンバーでは最年少なので歩き足りないのでしょうか? |
車道の南側にトイレが設置されていましたが、これは記憶にありません。出発時は北側にあるグリーンロッジ、帰りには茶店(つつじ苑)を利用した記憶があります。今回は大駐車場(北側)の簡易トイレを利用しました。 |
甘利山から東に降り、県道12号線を南下していたら冨士山が見えてきました。 |
冨士山だけではありません。八ヶ岳もこの通り。 |
西に甘利山まで見えてしまったのです。 |
南アルプス芦安山岳館でしっかりと、お勉強をしてから芦安温泉に行き大宴会となりました。 |