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(愛鷹山)あしたかやま 越前岳 1,504.5m 裾野市・富士市境界
歩行時間 2時間30分 歩行距離 5km
参考図書 山と高原地図 31 富士山・御坂・愛鷹(昭文社)
行程 十里木高原駐車場14:05→展望台14:15/14:16→三角点・ベンチ14:33→展望地15:02→勢子辻分岐15:25→越前岳15:34/15:40→勢子辻分岐15:44→展望地16:00→三角点・ベンチ16:21→展望台16:36→駐車場16:43
山遊日 07/04/29

十里木高原駐車場  金時山を10時に出たのだから遅くとも11時には着くだろうとの目論見で国道138号線から、国道469号線に移り順調に走っていました。
 ところが御殿場の市街地を抜けた辺りから混み出し、東富士演習場に入ったら完全な渋滞となりノロノロ運転になってしまいました。
 連休中の富士サファリパークを甘く見ていたのです。愛鷹連峰を間近に見ながら止めようかどうしょうかと心の葛藤が続きます。
 ガイドブックによると越前岳の所要時間は3時間10分、休憩も含めると3時間30分。夕暮れは6時過ぎ、安全のために30分の余裕を入れると2時必着が条件。こう決めると心も落ち着きます。サファリパーク前の最後の10km足らずは2時間、歩くような速度でしたがサファリパークパークの入口前から西に2km進んだ左(南)側にある十里木高原駐車場に、ぎりぎりの時間で到着しました。
展望台









 南に向かって10分ほど階段を登ると右側に展望台があります。山好きじゃなくともここまでは来るようです。
北側に富士山












 これだけ立派な富士山が真っ正面(北)に見えるのだから頷けます。
北西に南アルプス











 左の山裾、北西側には南アルプスが雲間にうっすらと見えます。
越前岳











 笹原のなだらかな広い道を越前岳めざして進みます。
左に電波塔と反射鏡











 左に電波塔と反射鏡のあるところには桜も咲いていました。
 この時間ですから会う人は降りてくる人だけです。
三等三角点越前岳のあるベンチ










 登る時には気付かなかったのですが写真には三等三角点越前岳がしっかりと写っていました
 このベンチのある所も富士山の絶景地です。下るグループが景色を楽しんでいました。
右(西)の方から尾根道へ












 右(西)の方から尾根道に取り付くようです。
南西に見える富士市方面











 南西に見える富士市方面です。うっすらと雲がかかってはっきりしないのですが本来なら駿河湾が見えるのでしょうか。
剔れた尾根道 この様な急勾配も







 ここからは山道らしく剔れた細い道になり急勾配も現れます。
左にカラ沢









 地形図にはそのような表記がないのですが左(東)側はカラ沢のようです。
展望地から振り返って見た富士山







 地質が柔らかい性なのでしょうか尾根筋の登り道は剔れた道が何本もあります。
 平行して並んでいるので迷うことはないのですが、どの道を通ろうかと少々悩んでしまいます。途中の右側に見晴らしの良い露岩があり、ここから振り返る富士山も素晴らしいものがあります。
越前岳まで約20分の指導標 勢子辻分岐
 展望地の前だったのか後だったのか定かではないのですが時間的には馬の背に入っているはずなので降りてくるグループと出会った時に聞いてみたら、もう少し先だとのこと、これでは越前岳の山頂に行くのは無理かも知れない、4時まで登って後はその時の場所次第で判断することにしました。
 そんな時に救世主が現れました。あと20分の指導標です。ここから10分ほどで勢子辻への分岐が出てきました。おかしいなと思っていたのですが、やはりこの尾根道を「馬の背」と言うのであって出会ったグループの人は聞き違えて、山頂まではもう少しと言ったのかも知れません。
越前岳山頂












 勢子辻分岐からは緩やかな登りを10分足らずで越前岳の山頂に到着します。
富士山をズームアップ













 富士山をズームアップ。宝永噴火口が見事です。
呼子岳、鋸岳、位牌岳










 南に見える呼子岳、鋸岳、左の山が位牌岳のようです。愛鷹山の最大の魅力は鋸岳から位牌岳に向かう石尾根だとか、次の機会にはぜひ歩いてみたいものです。
大岳、袴腰岳、愛鷹山













 右側に続く山は大岳、袴腰岳、愛鷹山なのでしょうか。
二等三角点印野村









 山頂標識の北側に二等三角点印野村があります。
東に見えた山












 東の樹間に見えた山は金時山か箱根山(駒ヶ岳)のいずれかでしょう。
三角点のあるベンチ










 三角点のあるベンチまで戻ってきました。ここの指導標に馬の背と書いてありましたが、少々違うような気がします。本当の馬の背とは何処を言うのでしょうか。
展望台







 展望台まで戻ってきたら、もう富士山は白っぽく見えるようになってしまいました。やはり山遊びは午前中に限ります。
 この時間ですから東名の大渋滞を覚悟したのですが厚木ICの9km30分だけで済み9時前に帰宅できたのが不幸中の幸いでした。

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