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磐梯山 1,819m 猪苗代町 歩行時間 4時間 歩行距離 2.4km
参考図書 山と高原地図 J磐梯・吾妻・安達太良(昭文社)1/5万
行程 猪苗代リゾートスキー場ロープウェイ山頂駅9:09→天狗岩11:10→磐梯山山頂12:08/13:00→ロープウェイ山頂駅14:30
山遊日 05/08/06

四葉鵯 秋の麒麟草 丘虎の尾
糊空木 山母子 擬宝珠
 幾つもの登り口がある磐梯山ですが、お気に入りの猪苗代リゾートスキー場から山ス キーで登っていく強者を何度か見ているので、迷わずここに決めましたがガイドブック で調べてみたら距離は短いが急登できついコースと書いてありました。
 今年から夏山ゴンドラの営業が始まったので、ここから登る人も多くなったようです 。ゴンドラからも見えていたのですが、思っていたよりも花が多いので大喜び、写真撮 りに夢中になってしまいました。
猪苗代リゾートスキー場




 勝手知ったるスキー場、夏山といってもあまり違和感は有りません。何時も滑ってい る一番上のリフトの脇が登り口になっていました。
 確かに最初から急な登りです。おまけに最初の方は木立の中なので風も無く、暑さが 身にしみます。
釣鐘人参 当 帰 薄雪草
 木立から1メートルぐらいの灌木の地帯に変わり、更に灌木が薄くなり岩が多くなる とともに花の数も増えてきました。ここに掲載外の九蓋草、山紫陽花、明月草などは「 野の花」をご覧になって下さい。
天狗岩を見上げる









 急な登りの連続ですから、自分のペースに合わせて登る必要があります。無理をしな いで休憩を多く取りながら、のんびり登らないとたまりません。
 何となく頂上に見える天狗岩ですが、ここからさらに一頑張りが必要です。
もう一息の岩











 もう一息と岩に書いてありましたが、確かにその通りで、ここから山頂までは5分も かかりませんでした。
磐梯山山頂 山頂標識
 幾つものコースから集まってくる山頂ですから人で一杯です。何故かトンボも大騒ぎ 、写真に写っている点々はトンボです、ゴミでは有りませんので念のため。
 天候は薄曇りで時々ガスが発生、微かに期待していた西吾妻や東吾妻の山々どころか 直ぐ前の噴火口すら見えません。登りながら振り返ってみた景色にも猪苗代湖は有りま せんでした。
 腹が減っては戦は出来ぬ、とにかくビール、飯です。食べている最中に瞬間的にガス が切れて噴火口が見えてきました。荒涼とした凄い景色です。食後にカメラを準備して 再びガスが切れるのを待ちましたが30分以上待っても駄目で、ビールと食い気のため に逃したシャッターチャンスを取り返すことができませんでした。
天狗岩とスキー場







 最初の予定では裏磐梯側に降りて火口の近くまで行くつもりだったのですが、登りで 暑さのために休憩を取りすぎて時間が押してきたのとガスで見えないので諦めて帰るこ とにしました。
 上から見た天狗岩とスキー場ですが、こうやって見ると勾配のきついのがよく解ります。本来なら、この左手に猪苗代湖が見えるはずなのですが残念です。
 下りの方が危険度が高いので気をつけて降りました。
灌木地帯から見た磐梯山






 灌木地帯まで降りて振り返った磐梯山ですが、今頃になってガスが切れて来たようで す。
ゴンドラ駅横から見た磐梯山






 ゴンドラで降りてきてからも磐梯山が綺麗に見えました。係の人に聞いてみたら今日 は天気が良かったとのこと、山頂からの展望を得るのには運も必要なようです。
追 記06/02/25 ゴンドラ駅横手前から見た磐梯山 ゴンドラから猪苗代湖を望む
 夏山の時よりも若干後ろ、ゴンドラ駅横手前から見た磐梯山です。スキーシーズンでもこんな好天に恵まれることは滅多にありません。
 暖かいせいなのでしょうか、空はくっきりとした青空なのに薄く春霞がかかった様な感じで猪苗代湖がすっきりとみえません。
一番上から見た風景(猪苗代湖)






 スキー場の一番上から見下ろした風景です。左に猪苗代湖、薄い雲の上に見える山は方向から考えると男体山、白根山などの奥日光の山と思われます。
一番上から見た風景(南会津の山々とアルツ磐梯スキー場)








 さらに右に見える山は会津駒ヶ岳などの南会津の山々、さらに右の山は県境を越えた新潟の山かもしれません。右手前に見えるのは西隣にあるアルツ磐梯スキー場です。
一番上から見た風景(アルツ磐梯スキー場と猫魔岳)







 手前の山は猫魔岳、この北斜面が猫魔スキー場になります。夏山では観光道路で行けるのですが雪で通行止めのために磐梯山の東側から大回りしなければなりません。

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