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恵那山 2,189.81m 下伊那郡阿智村・中津川市(岐阜県)境界
歩行時間 6時間 歩行距離 14km
参考図書 ヤマケイYAMAP I 木曽駒・宝剣・空木・荒川・明石・聖・光(山と渓谷社)、山と高原地図 40 木曽駒・空木岳(昭文社)
行程 臨時駐車場06:42→広河原登山口07:08→1,716m地点08:17→山頂尾根09:17→恵那山山頂09:45/09:46→山頂避難小屋09:57/10:24→セスナ機墜落事故現場10:40→山頂避難小屋10:58/10:59→山頂11:05→山頂尾根11:23→1,716m地点12:08→広河原登山口12:55→臨時駐車場13:17
山遊日 07/11/17

峰越林道臨時駐車場 落石の多い山腹
 中央道園原ICが一番近いのですが名古屋方面の出入りしか出来ないので飯田ICから国道153号線253号線と繋ぎ昼神温泉を過ぎた所で左折し県道89号線に入り園原ICを通り越し県道477号(富士見台公園)線で戸沢まで進みます。案内看板としてはヘブンスそのはら(スキー場)を頼れば大丈夫です。
 戸沢から先がそのまま峰越林道と変わるようで直ぐに落石が多いための通止めとなりますが広河原登山口に向かう場合は自己責任で通って良いとの案内があります。
 広河原登山口の2kmほど手前がこの場所で通行止めとなり臨時駐車場が設置されています。右側の山腹を見ると、この辺はさほどでもないのですが進めば進むほど、今にも落ちてきそうな岩が沢山見えます。
林道のトンネル 広河原登山口
 木谷川沿いを北北東に進むのですが、もう紅葉は盛りを過ぎています。トンネルを越えて少し進むと広河原登山口になり河原に降ります。
頑丈そうな仮橋 風穴と恵那山の指導標
 何年か前に増水で仮橋が流された時に無理矢理徒渉して流される事故があったためでしょうか、頑丈な仮橋が架けられ徒渉禁止の標識も出ています。左先に進むと山腹へ取り付く恵那山へ向かう登山道の指導標が見えて来ます。
ジグザグに山腹を進む 左前方に1.716m峰
 山腹は45度位あると思われる急勾配なのですがジグザグの幅が大きいために思ったよりも楽に登れます。急勾配を登り切ると尾根道に変わり左前方(南)に1,716m峰が見えて来ます。
神坂峠 1,716m峰
 後(北北東)を振り返ると峰越林道の先が見えます。あそこが神坂峠なのでしょうか。ようやく1,716m峰に着きました。ここから100分との書き込みがあります。
右前方(西)に恵那山 山頂尾根に向かって
 枝尾根の稜線を南南西に進みますが登りと平坦地の繰り返しで楽に登れます。右前方(西)のダケカンバ越しに見えるのが恵那山のようです。
左後ろ(東)に南アルプス











 笹原になり視界が開けてきて左後ろ(東)に南アルプスが見えて来ました。
後(北北東)に中央アルプス











 後(北北東)には中央アルプス。
山頂尾根を目指して











 恵那山の方はガスがかかって見えません。
残雪と凍った登山道 山頂尾根
 少しずつ残雪が見られるようになり凍っている所が多くなってきました。勾配がきつくなってきたなと思いながら一登りしたら山頂尾根でした。ここの指導標にはあと25〜35分と書き込まれています。
残雪と霧氷 一等三角点恵那山
 北西に向かい山頂が近づくにつれて残雪が多くなるだけではなく回りの木々に霧氷がいっぱい着いています。一登りしたら山頂でした。
恵那山の山頂標識 櫓
 一等三角点をはさんで山頂標識と櫓が立っています。もっとも登っても木立に阻まれて何も見えないのですが・・・
恵那神社本社 六乃宮柱
 右奥(北東)にお宮さんがあり恵那神社本社 伊邪那伎大神、伊邪那美大神と記されています。イザナギ、イザナミの神様です。少し先に六乃宮柱 葛城社 一言主大神がありました。
五乃宮柱 雪道を下る
 さらに先には五乃宮柱 富士社 木花咲開姫大神があり、その先を下ります。雪道で滑って怖いのですが軽アイゼンを着けるのは面倒なので木に掴まりながらゆっくりと降りました。
山頂避難小屋のトイレ 山頂避難小屋
 登り返して平地になった所に綺麗な避難小屋があります。
避難小屋後の岩山









 避難小屋の後に岩山があり、ここが絶景地とのことなのですが、このガスではどうにもなりません。寒いので避難小屋に入り食事休憩としました。
四乃宮柱 三乃宮柱
 反対側から登って来られた方が「セスナ機墜落事故現場を見てきた。登山道を横切っており、ここから10分位」と言ったのと、どうせ2,191mの最高地点までは行こうと思っていたこともあり先に行ってみることにしました。
 四乃宮柱 熊野社 速玉男命を見送り先に進むと小高いピークの頂に三乃宮柱 神明社 天照大神、豊受姫大神があり、ここが2,191m地点のようです。
二乃宮柱 コメツガを伐採しただけの臨時へリポート
 さらに先に進むと二乃宮柱 剣神社 天目一筒命になり、さらに進むとコメツガが伐採された場所になりました。ここが現場かと思ったのですが、どうも様子が違います。係員の方に尋ねたらもっと先だとのこと、ニュースで言っていた臨時のヘリポートのようです。
岐阜県警のヘリコプター







 現場は大木がなぎ倒され登山道にも横たわっており山側にも谷側にも機体の一部が散乱していました。
 現場検証中なので通るのはかまわないが写真も撮ってはいけないとのことなので大急ぎで合掌しながら黙祷だけ捧げて退散しました。
枝尾根上部から見た中央アルプス







 山頂近辺では雲が切れることがなかったのですがようやく回復してきたようです。
 恵那山で一番眺めがよいのは、この枝尾根の上部です。せっかくの中央アルプスなのですが雲がかかって残念です。
北東に飯田の市街地










 北東に飯田の市街地は見えるのですが八ヶ岳は雲の中、甲斐駒や仙丈などの南アルプス北部の山もはっきりしません。
東から南東の南アルプス南部の山々











 東から南東の南アルプス南部の山々もイマイチです。
月川の観光施設











 戸沢に入る前に通った本谷川沿いにある釣り堀やバーベキュー等の観光施設が見えます。
カラマツ越しに恵那山 カラマツ越しに大判山
 さらに下って1,716m峰を過ぎたカラマツ林の中から左後ろ(南西)に恵那山、左前方(北西)に大判山が見えます。
落石の多い山腹 広河原登山口
 広河原登山口に戻ってきたら路肩に練馬ナンバーのオペルが停まっていました。左側の斜面を見たら、この通り何時落石があっても可笑しくない状態です。あまりにも度胸が良いのに驚いてしまいました。
臨時駐車場








 臨時駐車場に戻ってきたら満車に近い状態になっていました。

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