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身延山 その1

身延山久遠寺 南球磨郡身延町
山遊日 11/10/22
所要時間 1時間

せいしん駐車場 久遠寺北入口
 普段は天気予報を見て決めるのですが、たまに欲を扱いて、その後の温泉などを予約するとキャンセル料から逃れるため雨でも出掛ける羽目になることがあります。こんな時は、まともな山遊びを避けて安直版に変更します。
 中央道甲府南ICから笛吹ライン(国道140号線)を西に進み、笛吹川と釜無川が合流し富士川と名を変えるのに合わせて身延道(国道52号線)で南下、身延山久遠寺に向かいました。門前町の車道を最奥まで進むと北西端の「せいしん駐車場」(有料1時間300円その後30分ごとに100円)になります。ロープウェイ山麓駅を左(北)に見送り右カーブで南に進みます。
斜行エレベーター




 何か変な物が有るなぁ〜と覗いて見たら駐車場南端から延びている斜行エレベーターで無料なのだそうです。道路に近い北側に駐めたので気付かなかったのですが、こちらの方が楽ちんだった様です。
西端に五重塔







 境内の西端を南に進んだら五重塔と鐘楼が見えてきました。某テレビの「行く年来る年」で見慣れた風景です。
本堂前から鐘楼と手水舎を








 左折で東に進み本堂前から鐘楼と手水舎を眺めました。
三門から登る石段







 裏口から入ると表口が気になります。五重塔の横を南に進み三門から登ってくる石段を見下ろしました。
北に本堂








 三門から登ってきたつもりになって本堂を見直しました。
境内を東へ









 境内を東へ進みます。
仏殿









 今度は仏殿です。
朝の読経








 中では朝の読経が行われていました。こんなに早いのに檀徒の方も手を合わせていました。
樹齢400年を越えるしだれ桜








 樹齢400年を越えると云う、しだれ桜を見ながら西へ戻りました。
鐘楼と五重塔









 鐘楼と五重塔前まで戻って来ました。
宝物館 ロープウェイ山麓駅へ
 本堂の西端が宝物館になっています。左側の道路を上ってきたのですが、真ん中にロープウェイ山麓駅に向かう道が延びていました。
ロープウェイ山麓駅




 境内の中心部より、やや西側にある報恩館が受付になっており、ここから建物の中に入れます。内外共に一回りしても1時間で済んでしまいました。ロープウェイの始発は 8時40分、未だ 1時間近くもあるのと、このガスでは何も見えないと思い「明日に先送り」としました。
三門







 帰り道で由緒正しく三門から入ってみることにしました。なお、この西横に無料の小さな駐車場があります。
北に向かう参道








 西端には色付き始めたモミジもあり杉並木と石畳が綺麗にマッチしていました。
さらに先へ









 さらに先へ進みます。
石段と男坂、女坂








 石段の右側に北に向かう男坂、南東に向かう女坂が見えてきたので、ここまでと云うことで車に戻りました。

おまけ その1

四尾連湖(しびれこ) 西八代郡市川三郷町(旧市川大門町)
山遊日 11/10/22
所要時間 30分

水明荘駐車場 水明荘
 未だ未だ時間が余っているので一度行ったことのある富士五湖の本栖湖では無く、聞いたこともない富士八海の四尾連湖(しびれこ)に行ってみることにしました。
 本栖道(国道300号線)で右(東)に下部温泉を見送った後、県道414号線へ入り身延道の東側を北上し、終盤で右(東)へ向かい山道をクネクネと進むと四連湖になります。終着点が湖畔にある水明荘の駐車場で蛾ケ岳(ひるがたけ・山梨百名山)の登山口も兼ねており「ここに係員がいない場合は数分下った水明荘へ」との案内が書いてありました。
四尾連湖






 駐車料金一日400円也はボートや、その他の利用でタダとの事ですが手漕ぎボート一時間で1,000円、足漕ぎで1,500円、短時間の駐車でも、そのまま素直に払った方が良さそうです。
対岸のキャンプ場







 東端に水明荘、竜雲荘と二つの宿泊・キャンプ施設があるのですが対岸にも水明荘のキャンプ施設があります。
西端から蛾ケ岳








 湖の西端から水明荘の方を見て見ました。右前方(南東)に、微かに見えるのが蛾ケ岳のようです。
少しアップで









 少しアップで見て見ましょう。
西端のキャンプ場









 西端のキャンプ場です。
色付き始めた紅葉








 紅葉が綺麗に色付き始めているのですが写真にすると、余り目立ちません。
湖の西端








 水明荘の前からもう一度、湖の西端を。
水明荘






 湖は一周1.2kmとのこと、ゆっくり歩いても30分もあれば十分です。

おまけ その2

竜仙峡(大柳川渓谷) 南球磨郡富士川町(旧鰍沢町)
山遊日 11/10/22
所要時間 1時間(食事の時間を含まず)

竜仙峡(大柳川渓谷)入口 天狗の湯
 もう一度、身延道に戻り、今度は県道407号線で大柳川沿いに西へ進み、十谷温泉へ向かいました。最奥に「源氏の湯」があり、そこから竜仙峡(大柳川渓谷)へ降りられます。最初に見えてきたのは「十谷荘」の天狗の湯(離れの湯殿)でした。
階段下にもみじ橋、観音橋







 先に進み階段を下ると、さらに下の方にもみじ橋、観音橋が見え、その間に東屋が建っています。
もみじ橋から上流を








 もみじ橋から上流を眺めて見ました。
観音の滝












 東屋から観音の滝を見たのですが水量が少なくて残念です。
渓流を離れ山径へ 再び渓流へ
 一度、渓流を離れ山径となりますが再び渓流へ戻ります。
かわせみ橋








 かわせみ橋を渡って右岸へ移ります。
南側へ向かう径は通行止め






 天狗橋や五段の滝などがある南側に向かう径は崩落があるとのことで通行止めになっていました。
天淵の滝











 竜仙橋から見た天淵の滝です。岩に階段を切った跡が見えますから以前は滝壺の側まで行けたのでしょうか。
対岸にも滝が








 南の対岸にも滝が見えます。
名無しの滝






 先に進んで見てみたら、散策MAPに名前は無いのですが、やはり滝のようです。
 以前は川岸まで行けたような気配がありますがロープで通行止めとなっていました。
北に向かって 十谷集落まで330m
 夫婦岩の間を進み、ここまで来ました。竜神橋を渡り、先に進むと渓流公園に行くのですが主要な部分は見たと云うことなので北へ向かって登ったら十谷集落まで330mの案内がありました。
つくたべ館分岐 十谷集落へ
 「山の湯」の下を通り先へ進むと直進が「つくたべ館」、右(東)側が十谷集落の分岐となります。
つくたべ館裏側 つくたべ館入口
 裏から入って表へ廻ります。作って、食べてで「つくたべ館」なのでしょうか。手打ち蕎麦、みみ、手作りコンニャクから漬け物や味噌作り等が体験出来るとか、食堂としての機能も備えているので伝統郷土料理の「みみ」が「ほうとう」よりも食べやすく、お薦めです。一口大に折りたたんだ「耳」かなと思っていたのですが農具の「箕」の形なのだそうです。
階段径で車道へ 山の湯
 北へ進んで集落の方へ向かうのが正式の通り道なのでしょうが階段径を西へ登るとショートカットで車道へ出られます。左折で南に向かって進むと「山の湯」が見えてきます。
東に蛾ケ岳







 「山の湯」の横が絶景地でした。左後ろの東側が開けて十谷集落から大柳川、さらに、その奥に見える山は蛾ケ岳のようです。
竜仙峡(大柳川渓谷)







 先に進むと右カーブで西に向かいます。竜仙峡(大柳川渓谷)が、ずうっと下というか深い谷底に見えますが、丁度この辺が天淵の滝周辺と思われます。
十谷荘








 さらに北西に向きを変えて進むと「十谷荘」になります。先に見える山が源氏山なのでしょうか。
「源氏の湯」








 さらに先に進むと大柳川沿いに車を駐めた「源氏の湯」が見えてきました。

身延山 その2

身延山(久遠寺奥之院) ・1,153m 南球磨郡身延町・早川町境界
歩行時間 15分 歩行距離 300m
参考図書 山と高原地図 42 塩見・赤石・聖岳・南アルプス (昭文社)
行程 身延山ロープウェイ山麓駅11:00 ロープウェイで 山頂駅11:07→奥之院思親閣11:17/11:20→七面山展望所11:27/11:30→山頂駅11:33/11:40 ロープウェイで 山麓駅11:47
山遊日 11/10/23

久遠寺奥之院思親閣入口 日蓮上人手植えの杉
 身延道から県道37号線で早川沿いに西に進むのは一年前に七面山へ行っているので見覚えのある道です。トンネルを抜けて直ぐ、北参道の一本手前を左折で南に向かうのが赤沢宿に向かう道で、十萬部寺の案内看板も立っていました。赤沢宿を過ぎて細い道を東に進み十萬部寺に向かっていたら何と土砂崩れで先に進めません。途中の路肩に駐めて、そこから歩くことも考えましたが崩落が凄くて通れそうにありません。諦めて久遠寺に向かうことにしました。
 昨日と同じ「せいしん駐車場」に車を駐めて片道680円、往復1,250円(割引チケット1,150円)のロープウェイで山頂駅へ着いたらガスで何も見えませんでした。日蓮上人の手植えという杉の巨木を見ながら奥之院を目指します。
久遠寺奥之院思親閣 北側展望台入口
 運慶作の仁王門をくぐり久遠寺奥之院思親閣へ到着です。ここから左(西)へ廻り北側展望台へ行けばよいのに何を思ったのか、そのまま階段を下ってしまいました。北側展望台入口に戻っても「どうせ何も見えないから」と放棄、まったくの戦意喪失です。そのために・1,153m地点へは行っておらず山頂標識も見ていません。
七面山展望所








 それでも七面山にはこだわっていたので展望所で方位板を眺めました。
南に富士川






 東側展望台でロープウェイの出発時間を待ちながら眺めている時に売店の方から、この間の台風で多くの被害があり身延線も未だ一部が代替輸送だという話を聞きました。
南方面








 半分を過ぎるとガスが消えて景色が見えてきます。
山麓駅








 久遠寺と門前町を眺めながら、何時かリベンジしなければと思うのでありました。

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