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瑞牆山みずがきやま 2,230m 北杜市(旧須玉町)
歩行時間 4時間50分 歩行距離 8km
参考図書 ヤマケイYAMAP H奥秩父・大菩薩・両神山(山と渓谷社)
行程 瑞牆山荘前08:27→里宮神社08:57→富士見小屋09:15/09:25→天鳥川源流09:55→黒森分岐10:09→瑞牆山11:24/11:57→天鳥川源流13:04/13:10→富士見小屋13:34/13:42→瑞牆山荘前14:14
山遊日 06/08/27

瑞牆山荘前






 増富温泉から木谷釜瀬林道を北東に進むと左に瑞牆(みずがき)山荘が見えてきます。山荘手前に10台ぐらいは止められそうな駐車場とトイレがあります。
 1台分だけ空きがあったのですが山荘の専用駐車場なのかも知れないと思い先を見てみたら・・・。
瑞牆山荘前バス停 大きな駐車場
 右側のバス停の先に「100m先に駐車場」の看板があったので先に進んでみました。右にカーブして先ほどの駐車場からは右にUターンするような案配です。
 ここには大きな駐車場がありましたがトイレはありません。先ほどの駐車場では狭すぎるので新しく作ったものなのでしょう。
登山道入り口










 瑞牆山荘の前に戻りミズナラとダケカンバの茂る気持ちの良い道を東に進みます。
厳しさを増した山道











 しばらくすると勾配がきつくなってきます。
里宮神社入り口 林道
 いったん林道に出て横切り里宮神社入り口の案内に従い階段を登ります。
里宮神社前のベンチ 林道分岐
 階段の先も急登が続きますが稜線のベンチを見てほっと一息、神社を探して左の方へも入ってみたのですが祠は見つかりませんでした。
 尾根道を右(東)へ進むと先ほどの林道へ通じる分岐に出ますが、ここはそのまま東に進みます。左に富士見平の水場を見送りしばらく進むと富士見小屋です。
富士見小屋








 まだ1時間もたっていないのですが、ここで小休止。二泊三日で昨日は金峰山小屋に泊まり今日は瑞牆山荘に泊まるという先着していた団体の方と話がはずみました。それにしても奥秩父漫遊とは羨ましい話です。
小川山分岐先の下り坂





 団体さんがいる時には、その一歩先を歩くのが快適に歩くコツです。一足お先に出発をしました。
 下ったり登ったりして天鳥(あまどり)川まで行くのですが小川山分岐を過ぎると急勾配で下ります。ああもったいないなあと思ってしまうのです。
天鳥川源流











 天鳥川源流の沢を横切ります。この先にベンチがあるのですが先を急ぎました。
桃太郎岩









 ここからは本格的な登りになっていきます。これが有名な「桃太郎岩」だそうです。確かに二つに割れた桃に見えなくはありません。横の梯子を登って進みます。
沢と化した山道










 昨夜降ったという雨のせいもあるのでしょうか。登り道の横が沢と化しており一部は水を漕がなければ進めない状態です。
さらに続く厳しい登り道











 高度を上げて水音が消えても厳しい登りは続きます。この辺からシャクナゲが目立つようになりました。
ガスに浮かぶ大ヤスリ岩












 ガスの中に大ヤスリ岩が見えてきました。そろそろ頂上も近いと一安心です。
山頂手前











 天鳥川を越えてからは北に向かって登ってきたのですが、ここからは山腹の岩の間を右(東)に回り込みます。
黒森分岐指導標








 不動岩方面の黒森分岐を見送るとロープの登りと梯子を越えて進みます。
瑞牆山山頂











 北側から山頂へ到着します。狭い山頂ですから標識の周りは人だかりになっています。
方位盤










 手前北側に浅間山、左(東)に国師ヶ岳、南東に金峰山、正面南に富士山、右の西側には八ヶ岳とすっかり覚えてしまったのですが何も見えません。
山頂の岩








 あせっても仕方がありません。果報は寝て待てとばかりにビールタイムと昼食を岩の上でのんびり済ませました。
山頂西側










 西を向いてもガスは消えていません。隣の岩がかすかに見えるだけ、富士見小屋で一緒だった団体さんも到着したため山頂は満員状態です。
山頂東側









 東を向いたって同じことです。それでもじいっと我慢の子を続けていたのですが団体さんの「ガスなので帰りの時間を予定より早めます」との声が聞こえてきたので一足先に帰ることにしました。
大ヤスリ岩








 帰りにちょっとだけガスが消えて見えてきた大ヤスリ岩です。名物ですから何も見ずに帰ったのよりはいくらかましだったのかも知れません。しかし、何時になったら瑞牆山の全容を実体で見ることができるのでしょうか。

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