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(妙高山) 北峰 2,445.9m 南峰 2,454m 妙高市(旧妙高村)
歩行時間 6時間50分 歩行距離 10.5km
参考図書 ヤマケイYAMAP M 妙高・志賀(山と渓谷社)、山と高原地図 18 妙高・戸隠・雨飾山(昭文社)
行程 黒沢池ヒュッテ06:16→大倉乗越06:39→長助池分岐07:17→北峰08:37/08:59→南峰09:06/09:11→北峰09:18→長助池分岐10:09→無名沢10:12/10:19→大倉乗越10:57→高沢池ヒュッテ11:17/13:00→沼尻13:25→富士見平13:43→十二曲がり14:20→黒沢14:46/14:56→笹ヶ峰野営場駐車場15:32
山遊日 07/09/23

妙高山と笹ヶ峰方面の分岐 三ツ峠、神奈山分岐 岩の転がる急登
 500mlのペットボトルに詰め替えてきた巻機山土産の日本酒が効いたのか体が疲れていたのか日暮れと共に寝入り10時間近くの爆睡、未だ夜が明け切らぬ4時過ぎにテントの中で爽やかな目覚めを迎えました。
 山小屋の朝はとにかく早い、白々と明けかかった5時頃にはヒュッテ前のベンチとテーブルは満席状態、思い思いに朝食を作ったり食べたりしています。こちらはのんびりと準備をしたために出発は6時を廻ってしまいました。
 ヒュッテの前が笹ヶ峰方面と妙高山方面の分岐点となっており左(南東)に進みます。すぐに現れる三ツ峠、神奈山方面の分岐を左に見送りそのまま進むと岩の転がる急登となります。
大倉乗越







 登り切った所が妙高山の外輪山である三田原山と大倉山がつながる稜線です。
 本来なら、ここから正面に妙高山が見えるのでしょうがガスで何も見えません。
正面に妙高山











 少し下った所でガスが薄くなり正面に妙高山が見えて来ました。
ロープの下がる急な下り道









 今度は急激に下ります。こんなロープの下がった場所が何ヶ所かあります。
左(東)に長助池











 左(東)側に長助池が見えて来ます。脇に立っているのは観察小屋なのでしょうか。
妙高山










 ガスで見え隠れする妙高山を見ながら三田原山山腹の巻き道を南に進みます。
 どうも妙高山の稜線を目指しているようです。
名称不明の花 ミョウコウトリカブト ヤマホタルブクロ
 ミョウコウトリカブトやヤマホタルブクロが咲いていました。
名無しの沢 長助池分岐
 名無しの沢を徒渉すると直ぐに長助池の分岐になりますが、これを左に見送ります。
カラ沢のような登り道 岩の登り道









 ここからが本格的な妙高山へ向かう登りなのでしょうか、カラ沢のようなところを南東へ登ります。
三田原山越しの焼山、影火打、火打山











 後を振り返ると三田原山越しに焼山、影火打、火打山が見えます。
山頂直前の岩







 急登の連続で踊り場的なところがないので思ったよりもきつい登りとなります。
 こんな大きな岩が右手に見えて来たら山頂はもう直ぐです。
妙高山北峰










 ようやく一等三角点のある北峰に到着です。
 ここまで休まず来てしまいました。曇り空で展望もあまり期待できないし、とにかく休憩です。
南西に白馬三山



 「野尻湖が見える」とか周りが賑やかになってきました。雲が切れて回りが見えて来たようです。
 南西に見えるのは憧れの白馬三山なのでしょうか。

訂正 07/11/01
 高妻山の山遊記をまとめている中で気が付きました。残念ながら白馬岳はこんな近くには見えません。左に微かに見えるのが乙妻山、正面が地蔵山、右が堂津岳あたりでしょうか。
西に雨飾山












 西には雨飾山が見えます。
北西には焼山、影火打、火打山











 当然、北西には焼山、影火打、火打山。
北の方向











 北側は雲が多くて先が見えません。手前が外輪山の大倉山なのでしょうか。
東から南東にかけて斑尾山と野尻湖











 東から南東にかけては斑尾山と野尻湖が見えます。
南峰











 雲が切れている内にと南峰にも足を伸ばしました。
白馬岳









 途中で見えた白馬岳をズームで引っ張ってみました。

訂正 07/11/01
 これは高妻山に思えるのですがどうでしょうか。
南峰の妙高大神












 南峰の山頂には妙高大神が祀られています。
南峰から北峰を振り返って見る











 南峰から北峰を振り返って見ました。こちらの方が若干高いようです。
北峰で県人会







 北峰に戻ったら懐かしい村山弁(山形弁)が聞こえてきました。
 「オレ○○市出身」と声を掛けたら同郷の方もおられ、しばしの県人会となりました。
長助池先の無名沢








 軽いサブザックでの妙高山往復ですが、昨日の疲れが残っているのか少々くたびれました。長助池先の無名沢で小休止です。
大倉乗越手前の急登 大倉乗越から火打山
 大倉乗越手前の急登です。大倉乗越から見る火打山は半分雲がかかっていました。
黒沢池ヒュッテ









 黒沢池ヒュッテでのんびりと昼食後、テントを撤収し帰りの準備をしました。
笹ヶ峰方面









 笹ヶ峰に戻るのには黒沢池ヒュッテ前から南西に進みます。
黒沢池の湿原











 黒沢池の湿原を右に見ながら三田原山の山裾を南西に進みます。
右前方(北西)に黒沢岳 黒沢を仮橋で越える
 右前方(北西)に黒沢山が見えて来ます。湿原もここ沼尻までです。右側の黒沢を仮橋で越え黒沢岳の山裾に向かいます。
山裾のシラビソの林










 シラビソの林を少し登ります。
丸太の仮橋 富士見平
 無名の沢に丸太の仮橋が架かっていましたが、こんな風景が大好きです。軽く登り切ると笹ヶ峰と火打山の分岐点、富士見平です。
十二曲がり









 富士見平では左折し南に進むと急降下の十二曲がりになります。
黒沢 黒沢の河原
 黒沢では河原に降りて顔を洗いました。冷たくて気持ちがいい〜、味も甘くて美味しい水でした。
笹ヶ峰遊歩道分岐 火打山、妙高山登山口
 笹ヶ峰遊歩道分岐分岐まで来ると残りは僅かです。火打山、妙高山登山口には「下山カードの提出を」との呼びかけが書いてありました。登山カードの提出は当たり前のことですが下山カードとは初めての体験です。
笹ヶ峰野営場駐車場








 登る時にはスカスカだった、笹ヶ峰野営場の駐車場ですが早々に帰った人の空きスペースはあったものの白線が引かれた場所以外にも車が停めてありました。よほど多くの方々が山登りやキャンプを楽しんでいるのでしょう。

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