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浅間嶺 ・903m 入沢山 約930m 奥多摩郡檜原村
歩行時間 3時間50分 歩行距離 11km
参考図書 新・分県登山ガイド 12 東京都の山(山と渓谷社) 山と高原地図 23 奥多摩(昭文社)
行程 民宿浅間坂06:53→林道出合07:04→数馬分岐07:24/07:27→サル石07:36→藤倉分岐07:44→一本杉(松)07:52→三角点07:55→一本杉07:57→人里峠08:27/08:29→尾根径分岐08:36→浅間神社08:48→巻き径分岐08:50→休憩所08:52→見晴台08:58/09:35→松生山分岐09:41→入沢山09:47/09:50→松生山分岐09:54→見晴台10:02/10:05→休憩所10:09:/10:11→尾根径分岐10:20→人里峠10:26→一本杉10:54→数馬分岐11:15/11:24→林道出合11:36→民宿浅間坂11:44
山遊日 11/12/04

民宿浅間坂 東へ向かうジグザグの急登
 駐車場のある払沢の滝(本宿)は三頭山の帰りに寄っているので数馬の湯や最悪の場合は路肩も検討したのですが、究極の選択は民宿浅間坂の駐車場をお借りするでした。
 中央道八王子ICから国道16号線、滝山街道(国道411号線)を経て檜原街道と秋川、南秋川沿いを西に進み下数馬のバス停(浅間尾根登山口、トイレも完備)手前で右折、林道へ入り南秋川を一枚石橋で渡った先を左折でジグザグに急坂を登ると民宿浅間坂になります。当然ながら事前にお許しを頂いていたので朝食を準備中の女将さんに挨拶をし、車を駐めて北東に向かう急登を進みます。
林道出合 再び山径へ
 南北に延びる林道へ出ますが、直ぐに山径に入り東へ進みます。
北西へ向かう階段径 途中のベンチ
 古い径は直進のようですが、左折で階段径を北西へ登ります。その先で右カーブになりベンチの間を通り北に向かう枝尾根の径を進みます。
数馬分岐 馬頭観音
 登り切った先が、大きな案内看板とベンチの並ぶ数馬分岐ですが、ここは風張峠、数馬、本宿との三叉路で重要な場所だったのでしょう。馬頭観音も祀られています。
南東に延びる浅間尾根







 この場所は北に向かっていますので、これから向かう南東に延びる浅間尾根が右側に見えるので、この時には何処なのか分かりませんでした。
杉林の巻き径






 北、北西、東と延びる杉林の尾根を巻いて進みます。
南に笹尾根








 右(南)側にも山並みが見えてきました。笹尾根でしょう。
さらに後にも"








 その後に遠い山も見えます。上野原の山なのか・・・
後の山








 それとも、もっと遠くの丹沢の山々なのでしょうか。そちらの山の形は全く分かりません。
左(北)に御前山"








 左(北)側には御前山が見えてきました。
サル岩 藤倉分岐
 今度は左(北)側にサル岩です。猿の手形があるというのですが見つかりませんでした。その先の藤倉分岐は治山工事区間に含まれるために当分の間は通行止めだそうです。
一本杉(松) 三角点へ
 藤倉分岐からは南東へ進みます。少し先に尾根上に向かう一本杉への手書き案内板があったのですが踏み跡が不鮮明だったのと面倒だったのでパス、しかしこの一本杉(松)標柱横の書き込みに三角点もあるとのことなので、行ってみることにして杉林を北に向かいました。
一本杉三角点峰 三等三角点石宮
 登り3分、下り2分で三等三角点峰に行けます。向こう側に御前山、三等三角点名が石宮、それなのに石祠は見つからず、また一本杉なのか一本松なのかも不明なのは何故なのでしょうか。
浅間石宮 最低鞍部の細尾根
 一本杉の三角点930.2mが浅間尾根の最高地点のようで、ここからは長い下りになります。途中の右(南西)側に浅間石宮が祀られています。さらに下ると最低鞍部の細尾根になります。
桟橋を支える岩盤が崩壊したため通行禁止 尾根上の径へ
 登り返しで少し進むと、桟橋を支える岩盤が崩壊したため通行禁止の案内があり、巻き径から尾根上の径へ誘導します。その先にも通行止めの丸太が置かれ尾根上に向かうようになっています。足下をよく見ると旧道も見え隠れします。
人里峠 南に下る急坂
 ・911地点のコブを過ぎると東に向かって進むようになり、その先が人里(へんぼり)峠になります。右(南)側の人里へ下る径を見たら、このような急勾配です。
尾根径分岐 石祠
 東へ向かって浅間嶺と南東の尾根道を経て浅間嶺・休憩所の分岐案内があります。どうしようかと迷ったのですが本能的に足は高い方へ向かって尾根径に向かいました。途中の尾根上に石祠も見えます。
浅間嶺・903m地点 浅間神社
 指導標の辺りが一番高くて、この先は下り、先(東)に、ここよりも高そうな嶺が見えます。この時は、そこが浅間嶺と思ったのですが、後から考えると、ここが・903m地点の浅間嶺だったのです。少し下った所に浅間神社が東北東の本宿を向いて建っていました。
巻き径と合流 休憩所
 東北東に下ると、先ほどの巻き径と合流し休憩所に向かいます。
見晴台"






 休憩所は休憩舎、トイレ、ベンチが置かれた鞍部の広場です。
 東南東の見晴台に行こうかと向かったのですが植生保護のために通行禁止になっていました。
広場を南へ 上川乗バス停への指導標
 広場を南に突っ切り、上川乗バス停への関東ふれあいの道指導標を眺めて、さらに進みます。
見晴台の指導標 東の尾根へ
 左折で見晴台の指導標を見ながら東に延びる尾根へ登ります。
右(南)側に浅間嶺の山頂標識





 右(南)側に富士山を背にして浅間嶺の山頂標識が立っています。もちろん、ここは浅間嶺ではなくて見晴台、誤りなのですが、そんなことは気にせず展望を楽しみながら、ベンチも並んでいますので食事休憩としましょう。
南に丹沢、御正体山"







 笹尾根の向こう側、南に見えるのは丹沢の山々から御正体山でしょうか。
南西に富士山












 南西に見える富士山を紅葉の額縁効果で眺めて見ましょう。
富士山"








 今度はオーソドックスなズームで。あれっ、右手前に電波塔が見えます。
電波塔の山







 ズームで引っ張ってみました。方向的には三ツ峠山なのですが電波塔や山の形も違うし、近すぎます。何処の山なのでしょうか。
三頭山、月夜見山"








 西北西に見えるのは三頭山、月夜見山辺りでしょうか。
北西に鷹ノ巣山、六ツ石山、天目山








 北西に鷹ノ巣山、六ツ石山、その右に埼玉県境の天目山でしょうか。
北北西に御前山"








 北北西は自信を持って御前山です。
御前山ののぞき穴







 その訳は、こんな仕掛けがあったからです。何と木の幹に御前山の、のぞき穴が用意してあったのです。
大岳山を覗く幹"









 今度は大岳山。
のぞき穴に大岳山








 のぞき穴に大岳山が見事に写っています。
北北東に大岳山"








 北北東にちゃんと実物を眺めて見ましょう。
東北東に鶴脚山、馬頭刈山








 東北東には鶴脚山、馬頭刈山、その右後に、さいたま市街地。
東に延びる尾根 ここよりも高そうな嶺
 東に尾根径は続いています。指導標は何も無いのですが、ここよりも高そうな嶺が気になるので、行ってみることにしました。
時坂峠の指導標 松生山分岐
 見晴台に時坂(とっさか)峠方面の指導標がないので気になっていたのですが、どう考えても尾根径を東で間違いは、なさそうです。東に進んで下り始めたら関東ふれあいの道の時坂峠指導標が現れました。安心して、そのまま進むと松生山(まつばえやま)分岐の指導標が見えてきました。
東に向かうジグザクの踏み跡 入沢山
 時坂峠は北東に進むのですが、右折で東に向かう薄い踏み跡をジグザクに進むと入沢山(約630m)の山頂標識が現れました。
西の浅間嶺展望台"









 こちらが西の浅間嶺展望台。
北に御前山、大岳山









 北に御前山、大岳山。
東に続く尾根径"









 東に続く尾根径。
南に丹沢の山々、御正体山








 南に丹沢の山々、御正体山。
南西に富士山"



 南西に富士山と樹間に見渡せます。
 三等三角点松倍(933.7m)のある松生山に届いていないのに入沢山の山頂標識で、もう山頂到着と思い、引き返してしまったのです。言い訳じゃないのですが、もう少し先に進み、ここで最高地点と思ったのですから、もしかして・936峰には行ったのかも知れません。
見晴台 休憩所
 見晴台、休憩所と引き返し・・・
鋸山、大岳山、富士見台、鶴脚山、馬頭刈山








 休憩舎から鋸山、大岳山、富士見台、鶴脚山、馬頭刈山を眺めました。
御前山"








 朝に見た御前山と光の具合が違っています。
残り少ない紅葉を眺めて








 紅葉も残り少なくなってきました。
はて何処なのでしょうか"








 数馬分岐で撮ったのですが、朝の浅間尾根と違います。はて何処なのでしょうか。
林道出合






 林道まで戻って来ました。
南に大羽根山と笹尾根"








 正面(南)に大羽根山と笹尾根が見えます。
民宿浅間坂









 紅葉と民宿浅間坂。
北に浅間尾根"







 檜原街道が南向きから東へカーブする所から北側に浅間尾根を眺めて見ました。左(西)端の凹みに民宿浅間坂が見えます。大変お世話になりました。

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