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至仏山 2,288m 片品村・水上町境界
歩行時間 5時間45分 歩行距離 12.0km
参考図書 アルペンガイドJ尾瀬・尾瀬沼・燧・平ガ岳(山と渓谷社)
行程 鳩待峠7:56→オヤマ沢ノ田代9:15→小至仏山山頂9:59→至仏山山頂10:51→山ノ鼻12:28/14:30→鳩待峠15:45
山遊日 02/07/06

鳩待峠で、いざ出発



 我がテニスクラブの仲間を引き連れての尾瀬遊びです。
 尾瀬ヶ原スケッチ隊と至仏山登頂隊の二班に分かれ、山ノ鼻で12時集合という予定 で鳩待峠を出発しました。

プライバシー保護のためにボカシが入っていることをお許し下さい。(以下同様)
日光白根山








 最初の1時間は木立の中の登りです。薄暗い中にギンリョウソウがひっそりと咲いていました。
 オヤマ沢ノ田代に入り木立が少なくなってきたら右(東南東)に日光白根山が見えて きました。
小至仏山目前








 小至仏山の手前に未だ雪渓が残っていました。この辺から高山植物も増えてきます。シラネアオイやコイワカガミの群生も見ることが出来ました。
尾瀬草







 小至仏山山頂に近づいた所で運がよいことに最近めっきり少なくなってしまったとい うオゼソウに出会うことが出来ました。他にもホソバヒナウスユキソウ、タカネシオガ マなども見られました。詳しくは「野の花」をご覧になって下さい。
小至仏山山頂







 小至仏山山頂に到着しましたが、朝早くの出発だったこともあり体が言うことを聞か ないのか予定時間よりも遅れていることが気になり始めました。
燧ガ岳









 薄曇りの天気でしたが、ようやく尾瀬ヶ原のガスが切れて燧ガ岳が姿を表してくれま した。
至仏山山頂を望む








 尾根道の岩の間をすり抜けての歩行となります。
 岩の間にはタカネイバラ、チングルマなども見られました。やはり尾瀬は高山植物の宝 庫です。
山頂の人だかり









 さすがに人気の山です。歩いているときはそんなに多くはないと思っていたのですが 、山頂はこの様な状態です。我々の居場所はあるのでしょうか。
至仏山山頂



 どうにか山頂にたどり着きました。順番待ちで記念撮影、この時点で予定よりも1時 間遅れています。標準時間の1.5倍の時間が掛かっていますので、このまま行けば山 ノ鼻での集合時間に2時間遅れてしまう計算です。
 スケッチ隊に心配をさせる訳にもいかないので、小生はここで別れて先に降りること にしました。
山ノ鼻の綿萱  山頂のちょっと下にある高天ガ原から眺める尾瀬ヶ原は最高なのですが、そのような 余裕はありません、木の階段を駆け下りました。更にその先では背丈より高い岩を乗り 越えたり、滑りやすい蛇紋岩の下山道を「先に行かして下さい」と謝りながら人をかき 分けて先を急ぎました。
 それでも集合時間に30分の遅刻、ところが待っていたスケッチ隊は涼しい顔で「どうせ遅れると思っていたよ」とのんびり構えていました。
 登頂隊が疲れた顔で到着したのは14時過ぎ、やっと合流することが出来ました。あ 〜ぁ今夜の宿ではいじめられるだろうなぁ。

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