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諏訪山(上野村) △1,549.4m 多野郡上野村
歩行時間 6時間50分 歩行距離 11km
参考図書 新・分県登山ガイド 9 群馬県の山 (山と渓谷社) 山と高原地図 21 西上州・妙義山・荒船山(昭文社)
行程 浜平登山口駐車場06:05→径間違い06:22/06:32→砂防ダム06:34→湯ノ沢の頭下の肩07:54/08:03→湯ノ沢の頭08:10→弘法小屋08:57→石祠の峰09:24/09:26→ヤツウチグラ(三笠山)09:44/10:05→諏訪山10:36→ヤツウチグラ11:05→石祠の峰11:17→弘法小屋11:36→湯ノ沢の頭12:14→肩12:20→砂防ダム13:13→駐車場13:32
山遊日 11/05/15

浜平登山口駐車場 浜平登山口
 上信越道下仁田ICから国道254号線で下仁田へ、県道45号線で南下、長い湯の沢トンネルを経て上野村に入り国道299号線(十国街道)へ。ほんの少し東へ進み右折で奥神流湖(上野ダム)や御巣鷹の尾根に向かう道を南下します。浜平温泉しおじの湯を西に見送り、トンネルを抜けると道路の左(北)側に駐車場が見えてきます。駐車場の西端に簡易トイレがあり浜平登山口になっています。
虎王神社の鳥居 神流川沿いを北へ
 登山口と行っても登りではなく西に少し下り、虎王神社の鳥居を左後ろに見送り神流川沿いに北へ下ります。
神流川沿いを北へ 湯ノ沢に沿って東へ
 神流川の釣り人を眺めながら少し進むと湯ノ沢が現れます。ここからは沢沿いに東に進みます。
湯ノ沢 パイプの上端
 踏み跡もはっきりしており案内看板もしっかりと有ったのに、突然怪しくなりました。沢歩きには良くあることなので気にもせずに塩ビのパイプ沿いに上流に進んでいたら、上端に行き着いてしまいました。
沢の上部 沢の向かい側(左岸)
 上にはとても進めようにありません。回りを見渡してみたら沢の向かい側(左岸)に径らしきものが見えます。
左岸の登山道 砂防ダム
 何とか登れそうな所があったので戻らなくとも左岸に移ることが出来ました。こっちから来るのが正解だったのです。たぶん工事関係者が出入りしていたので踏み跡らしきものと空のペットボトルやコーヒーの空き缶に騙されたのでした。先に進んだら砂防ダムが現れました。
竜頭の滝のミニチュア−版












 沢の傾斜も強くなると滝も現れます。竜頭の滝のミニチュア−版と云ったところでしょうか。
右岸のカラ沢 傾斜の厳しい沢径
 ブナの新緑を楽しみながらのルンルン歩きも長くは続きません。右岸のカラ沢を越えた辺りから登りがきつくなってきました。左右の傾斜もきついので余計に応えます。
カラマツ林をジグザグに 湯ノ沢の頭下の肩
 沢の水も見えなくなると登りは益々きつくなってきます。カラマツ林をジグザグに登る時には最高潮、まさに喘ぎながらの歩行でした。ようやく湯ノ沢の頭に到着したと思ったら指導標は左へとの案内。はてと首を傾げてしまいました。
アカヤシオ 反対側も急勾配
 アカヤシオとミツバツツジの違いがよく分からないのですがアカヤシオの名所と云うことですからアカヤシオだと云うことにしておきましょう。ここで小休止とし、おもむろにコンパスと地図を取り出し検討してみたら、どうも湯ノ沢の頭の手前のようです。反対側もこんな急勾配です。
尾根径 尾根径
 尾根径を東に進みます。
樹間に諏訪山









 右(南)側の樹間に見えるのが諏訪山のようです。
湯ノ沢の頭 楢原コース分岐
 途中で径間違いが有ったとはいえコースタイムを大幅に超過する2時間ちょっとで、ようやく湯ノ沢の頭へ到着です。ここで右折し南東へ、少し進んで楢原からのコースと合流します。
東の樹間に群馬・埼玉県境の山々







 左(東)の樹間に群馬・埼玉県境の山々が見えます。
 4月末に行った城峯山もこの辺りになるのでしょうか。
左右が切り立った尾根径






 左右が切り立った尾根径を南に進みます。
諏訪山の右後ろに御巣鷹の尾根








 先(南)に諏訪山、右後ろ(南西)に見えるのが御巣鷹の尾根でしょうか。
弘法小屋 小屋の内部
 途中にある弘法小屋ですが、この様な廃屋状態です。
岩場に下がるロープ 峰の先には、また別の峰が
 岩場に下がるロープです。峰の上に登ったと思ったら、急な下りで、その先には、また別の峰が見えてきます。
東南東に天丸山、両神山、帳付山









 左(東南東)側には天丸山、両神山、帳付山が見えます。
南の進行方向









 こちらが南の進行方向です。
右後ろ(北北西)に浅間山









 右後ろ(北北西)を振り返れば浅間山が、うっすらと見えます。
アカヤシオとアルミのハシゴ













 アカヤシオとアルミハシゴのコラボレーションです。
北東の山々









 北東の山々。
東の山々









 東の山々。
石祠の峰 児玉講社の石祠と御嶽座王台権現の石碑
 登り着いた岩の峰には真新しい児玉講社の石祠と御嶽座王台権現の石碑が祀られていました。
アカヤシオに包まれたヤツウチグラ









 目の前にはアカヤシオに包まれたヤツウチグラが見えます。
岩場の下に登山道 ロープで下る
 さて、どうやって進むのかと見渡したら岩場の下に登山道があり、いったん下り、さらにロープで下りヤツウチグラに向かいます。
ロープと鉄バシゴ 三笠山刀利天王祠
 手前のハシゴはアルミでしたが、ここは鉄のハシゴでした。北西に回り込んだのでしょうか三笠山刀利天王祠の後ろ側から 登ってきます。
西に御座山、右奥に蓼科山






 祠の後ろに出来た日陰で食事休憩にしました。
 西の1,363峰の右後ろに御座山、その後ろに見えるのは縞枯山、横岳、蓼科山でしょう。
北西に四方原山、茂来山、浅間山









 北西には四方原山、茂来山、浅間山。
北に荒船山、妙義山









 北には荒船山から妙義山。手前が、こちらに向かって来た尾根です。
縞枯山、横岳、蓼科山をアップで









 縞枯山、横岳、蓼科山をアップで。
浅間山も









 同様に浅間山も。
祠前に図根三角点






 祠の前に標柱があるので、よく見てみたら図根三角点でした。
北東に赤久縄山









 北東方面ですから赤久縄山でしょうか。
東に天丸山、両神山、帳付山









 東に天丸山、両神山、帳付山。
南に諏訪山









 南の諏訪山を目指します。
岩場に2本のロープ 細尾根
 垂直の岩場に2本のロープが下がっていました。ここも、いったん鞍部まで下りて登り返します。こんな細尾根もありました。
西側に石祠 三等三角点諏訪山
 右(西)側に石祠が見えてきたら山頂はもう直ぐです。手前に三等三角点諏訪山があり・・・
山頂標識 ヤツウチグラ
 その奥に山頂標識があります。案内の通りに展望もないので直ぐに引き返しました。北側の樹間にヤツウチグラ、山頂にある祠の屋根が見えます。
湯ノ沢 湯ノ沢
 ロープやハシゴは安全対策なので問題は無いのですが湯ノ沢上部の急坂は帰り道でも思いの外に応えました。径間違いの場所も分かりました。右岸から左岸に移らなければいけない所を直進してしまっていたのです。

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