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(筑波山) 女体山 877m 男体山 871m つくば市
歩行時間 5.0時間 歩行距離 7.8km
参考図書 1/2.5万地形図(筑波山)
行程 市営第一駐車場(無料)07:00→筑波山神社07:19→弁慶七戻り08:42/08:47→女体山山頂09:23/09:29→男体山入口09:59/10:10→男体山山頂10:22/10:27→筑波山神社12:06→第一駐車場12:27
山遊日 06/05/03

国道408号線から見た筑波山





 一昔前は我が家の近くからも筑波山が見えていたのですが最近では建物の陰になって見えません。何度か行ったことのある山ですが久しぶりに登ってみました。
 牛久経由で国道408号線を通り、つくば学園都市を抜けたところで絶景の撮影ポイントを見つけました。
市営第一駐車場 観光案内所前
 ガマ園や梅林前の市営第一駐車場だけが無料で先の市営駐車場は有料(500円)になっていました。
赤い鳥居 筑波山神社境内の鳥居
 赤い鳥居をくぐると温泉街に入ります。ここの土産物屋などの駐車場は800円也とだんだんと高くなります。
筑波山神社山門より本殿を仰ぐ










 早朝なので人影は殆どありません。とりあえず参拝を済ませました。本殿の上に何かが見えます。
ケーブルカー山頂駅






 ズームで見てみたらケーブルカーの山頂駅でした。
 ここからは右手に折れて女体山を目指しました。
女体山の石塔 女体山入口
 土産物屋の脇を通り右に曲がると民家のある通りに出ます。左手にこの妙に艶めかしい書体の石塔を見て左折すると直ぐに女体山入口の鳥居が見えてきます。
白蛇弁天




 杉と檜の林なのですが桜の花が散っているので上を見上げたら大きな桜の木が所々に聳えていました。
 筑波高校の手作り標識のある、つつじヶ丘分岐を越えると左側に白蛇弁天が見えてきます。ここからは勾配が少し急になり、ジグザグに進むようになります。
自然林の山道








 いつしか杉と檜の植林の林から自然林に変わり岩の多い山道になり、視界も少しずつ明るくなってきました。
弁慶茶屋






 右手に視界が広がり、ロープウエイのケーブルが見えてきたら、つつじヶ丘からのコースと合流する弁慶茶屋です。
 一休みしようとしたら茶店には「持ち込み禁止」の張り紙が張ってありました。ここは観光地?山の茶屋とは様子がちょっと違うようなのでパスをしました。
弁慶七戻り出口 弁慶七戻り入口 弁慶七戻りの岩
 ロープウエイが動き出したせいなのでしょうか、急に人出が多くなりました。人気のない写真が撮れたのはここまででした。
 落ちるのではと怖がって弁慶が七戻りしたという岩ですが、ちゃんと落ちないように窪みが出来ていました。
高天原 母の胎内くぐり
 奇岩が続きます。高天原(たかまがはら)、母の胎内くぐり。
出船入船 裏面大黒
 出船入船、裏面大黒。
ブナの新緑越しに見る女体山








 奇岩の類はどうでも良いのですが筑波山でブナの新緑が見られるとは思ってもみませんでした。
 三脚を担いだ年配のカメラマン氏に伺ったら、ここは絶好の撮影ポイントなのだそうです。
北斗石 大仏岩
 北斗石、大仏岩。
ロープウエイつつじヶ丘駅から女体山駅










 後ろを振り返るとロープウエイつつじヶ丘駅から女体山駅までが見えました。
女体山本殿 筑波山山頂
 登りがちょっときつくなったなぁと思って進んでいたら女体山山頂でした。さすがにここは人でいっぱいです。
富士山の方向









 南西の方向に富士山が見えるはずなのですが生憎と今日は見ることが出来ませんでした。
一等三角点筑波山







 もう少し景色を楽しみたいのですが人混みの中ではどうにもなりません、一等三角点を確認して下ることにしました。
女体山からみた男体山 ガマ石
 どんどん登ってくる人に道を譲りながら男体山を目指しました。しばらく進むと右側にガマ石が現れます。
セキレイ石







 今度は茶店の前にあるセキレイ石です。
かたくりの里







 鞍部に差し掛かるころにこんな所がありました。ブナ林の中にカタクリの群生地があるとは、4月の初め頃にでももう一度来る必要がありそうです。
男体山を望む御幸ヶ原








 女体山と男体山の間の鞍部です。御幸ヶ原と言うのだそうですが、筑波山銀座です。
奥日光の山々







 銀座入口の右奥にトイレがあったので拝借、はっと気が付いて見つけたのがこれです。北西方向に日光男体山などの奥日光の山々が見えました。女体山山頂では人混みの中で見るのを忘れていました。
ケーブルカー山頂駅と電波塔群 男体山登り口
 弁慶茶屋以降は人混みが続いていたために腰を下ろしての休憩は一回も取っていなかったので男体山登り口のベンチで一休み、昨夜の雨の水たまりがあったせいか、ここには誰もいませんでした。それにしても電波塔がいっぱいです、この辺ではここしか山が無いのだから仕方がないのかもしれません。
男体山本殿




 10分少々で山頂の男体山本殿に到着します。山の高さも女体山の方が高いのですが本殿も女体山の方が立派に感じました。イザナギ、イザナミの夫婦の神様が筑波山神社のご神体とのことですが女性上位でよろしいのではないでしょうか。
西の景色









 ここにも電波塔があります。西の方を眺めて見ました、下妻市方面なのでしょうか。
男体山から見る女体山









 本殿の裏にでて下ります。こちらから女体山の方を眺めて見ました。どんどん人が登ってきます。
東側に見える霞ヶ浦









 降りる途中で東側を見たら霞ヶ浦が見えました。
ケーブルカー沿いの下り道 男女川
 再び御幸ヶ原に戻り、ケーブルカーに沿って筑波山神社に向かう下り道です。登ってくる人が多くて道を交わすのが大変、おまけに昨夜の雨で道は滑るし急坂なので尻餅を着いてしまいました。このコースが関東ふれあいの道であることを発見、なるほどそうなのでしょうか。
神社近くの山道 男体山登り口
 中間点でケーブルカーが交換する場所まではかなりきつい勾配です。運良く上り下りの交換も見ることが出来ました。
 勾配が緩くなって道幅も心なしか広くなったと思ったら筑波神社の屋根が見えてきました。程なくして男体山の登り口の鳥居が現れます。
筑波山神社








 筑波山神社に着いたら、人出は更に多くなりました。朝には誰とも出会わなかったことが不思議に感じられました。
神社山門 駐車場に向かう車の行列
 人は未だ未だ押し寄せます。民間駐車場に向かう車は満車のため大渋滞、小生はいそいそと朝に見つけてあった地酒の酒屋に駆けつけました。
追記
 何度か行っているということで下調べもせずに地形図一枚で(結局見る必要もなかったのですが)出かけた山遊びでした。連休最後の7日にNHKの小さな旅(8時から)でつくば道を特集、帰りに寄った観光案内所のパンフレットにも見所が書いてありました。仕入れてきた日本酒も本命のものとは違っていたようで、そのうちにまた行ってみる必要がありそうです。

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