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(霧ヶ峰)Part2 鷲ヶ峰 △1,797.8m 諏訪郡下諏訪町・小県郡長和町(旧和田村)境界 八島ヶ原湿原 約1,620m 諏訪郡下諏訪町・小県郡長和町(旧和田村)・諏訪市境界
歩行時間 2時間 7分 歩行距離 7.3km
参考図書 新分県登山ガイド 15 長野県の山(山と渓谷社) 山と高原地図 32 八ヶ岳・蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰(昭文社)
行程 八島ビジターセンター駐車場07:13→東側の広場07:16/07:19→鎌ヶ池分岐07:22→一つ目の峰07:41/07:42→二つ目の峰07:48→鷲ヶ峰07:59/08:10→二つ目の峰08:18→一つ目の峰08:22→鎌ヶ池分岐08:39→鎌ヶ池08:52/09:06→奥霧小屋(鎌ヶ池キャンプ場)09:09→諏訪神社手前の分岐09:23→八島ヶ池分岐09:42→八島ビジターセンター駐車場09:49
山遊日 14/05/16

八島ビジターセンター駐車場 ビーナスラインの下を潜る 東側の広場
 霧ヶ峰には'06年の11月に来ているのですが南側だけだったので、今回は北側の鷲ヶ峰と八島ヶ原湿原と云う事で八島ビジターセンター駐車場を出発点にしました。
 ビジターセンターの左側でトイレとの間にビーナスラインの下を通る通路があり、鹿避けネットを潜って東に進むと七島八島と書かれた標識の立つ広場になります。
北北西に鷲ヶ峰









 左(北北西)に鷲ヶ峰。
東側から









 正面の東から・・・
南東に広がる八島ヶ原湿原









 南東にかけて八島ヶ原湿原が広がっています。
南東に車山








 南東の霧ヶ峰最高峰、車山をズームにしたら山頂のレーダードームがはっきりと見えました。
東南東に蓼科山









 その左側(東南東)には蓼科山の頭だけが見えます。
北へ 鎌ヶ池分岐 西へ
 早速、鷲ヶ岳に向かうことにしましょう。左(北)に進むと鎌ヶ池との分岐になりますので、ここは左折で西へ行きます。
北北西に鷲ヶ峰







 鷲ヶ峰の尾根に出るので右折し、先に進むと鹿避けの柵があるので、扉を開けて北北西の鷲ヶ峰に向かう尾根登りが始まります。
一つ目の峰





 「20分ちょっとしか歩いていないのにもう山頂なのかな?山地図では1時間となっているのに?」と不思議に思っていたのですが謎が解けました。ここは一つ目の峰で、先に二つ目の峰、その左側に山頂らしき物が見えます。下からは、ここまでしか見えなかったのです。
南西に諏訪湖、下諏訪町








 左後方(南西)に諏訪湖と下諏訪の街並み、その後方にはうっすらと中央アルプスが見えます。
西北西に鉢伏山









 左前方(西北西)は高ボッチ山から鉢伏山に続く山並みです。









 右後方を振り返ると頭しか見えなかった蓼科山は北八ヶ岳全体まで見えるようになりました。
ケルンの立つ二つ目の峰








 二つ目の峰にはケルンが立っていました。また、ここは下諏訪町と長和町との町境なので赤杭が尾根伝いに並んでいます。
北東に浅間山









 蓼科山の左(北東)側には浅間山から湯ノ丸山まで見渡せます。
鷲ヶ岳山頂








 二つ目の峰から北へ少し下り、登り返してから左(西)にカーブして山頂へ向かうようです。
小さく見える山頂標識 山頂標識
 尾根を西に向かうと山頂標識が小さく見えます。山頂にはベンチも並んでいました。
三等三角点鷲ヶ峰 古い三角点
 三等三角点鷲ヶ峰はちゃんと北側を向いていました。その右隣に古い三角点が並んでいたのですが文字を読み取れませんでした。
北北西に美ヶ原









 北北西に和田峠、三峰山、右後に美ヶ原。
北東に浅間山









 北東には湯ノ丸山から浅間山。
東南東に蓼科山









 東南東に蓼科山、北八ヶ岳、右手前に車山。
南アルプス









 南には南アルプスがうっすらと。
南西に諏訪湖、下諏訪町








 南西に諏訪湖、下諏訪の街並み、その後方に、うっすらと中央アルプス。
西北西に高ボッチ山から鉢伏山









 西北西には高ボッチ山から鉢伏山と、これで一周です。
鉢伏山の後に北アルプス







 鉢伏山の後ろに北アルプスが見えるのですが、はっきりしないのでズームで引っ張っても、山名までは分かりません。
中央アルプス









 同様に中央アルプス。
南アルプス









 南アルプス。
南八ヶ岳









 南八ヶ岳。
北八ヶ岳、蓼科山









 北八ヶ岳、蓼科山。
浅間山から湯ノ丸山









 浅間山から湯ノ丸山。
登ってきた尾根径








 こうして登ってきた尾根径を振り返って見ると二つ目の峰、一つ目の峰と鷲ヶ峰の山容がよく分かります。
八島ヶ原湿原








 一つ目の峰の下から眺めた八島ヶ原湿原です。左(東)端に鎌ヶ池も見えます。
鎌ヶ池分岐 周回コースの木道
 鎌ヶ池分岐まで戻りました。こんどは、ここを左折で東に進むと八島ヶ原湿原の周回コースで木道となり、ここを左折で東北東に進みます。
右側に湿原








 右(南)側に冬枯れの湿原を見ながら進みます。緑は無く、木々もやっと芽が膨らんだ状態です。
鎌ヶ池







 途中に小さな池があったのですが地塘かな?と位しか思わなかったので写真も撮らずに先に進んだら池が見えてきました。これが鎌ヶ池なのでしょうか。
ベンチ 岩のテーブル
 案内標識は無いのですがベンチが並んでいるので、そのようです。岩をテーブルにして鎌ヶ池を眺めながら軽食休憩としました。
奥霧小屋・鎌ヶ池キャンプ場 物見石、御射山分岐
 鎌ヶ池から右カーブで東、南東と向きを変えると山地図には奥霧小屋・鎌ヶ池キャンプ場と書いてあるのですが今は廃墟と化し、小和田牧野農協の立入禁止標識が立っていました。ここは物見石と御射山の分岐なので湿原周回コースの御射山の方へ南下します。
右側に湿原









 ここは南下ですから右(西)側に湿原が広がっています。
左に採草地









 左(東)側は牧草の採草地の様です。
タンポポ 鹿避けの柵
 今日初めての花は何とタンポポです。また鹿避けの柵ですが、ここは外に出るための扉のようです。
沢渡・車山の肩、御射山分岐 観音橋
 沢渡・車山の肩と御射山との分岐なので右折で南南西に進み、小さな沢を橋で渡ります。
御射山方向 右折で木道へ
 左側に建物が見えますからヒュッテ御射山でしょうか。そちらには向かわず、ビジターセンターの案内を見て、右折で進んだら木道になりました。
鹿避けの柵 フキノトウ
 湿原を守るための鹿避けの柵に再び入ります。本日二つ目の花はフキノトウでした。
地塘








 蛙の鳴き声が聞こえるなと思っていたら小さな地塘がありました。
奥霧小屋









 真っ正面が奥霧小屋やキャンプ場です。
鷲ヶ峰









 北西に見える鷲ヶ峰ですが、ここからは二つ目の峰も見えます。
八島園地、八島ヶ池分岐 八島園地方向
 直進が八島園地、右が八島ヶ池の分岐になったのですが、そのまま直進で右前方に鷲ヶ岳を見ながら、西北西に進みました。
八島ヶ池









 右前方(北東)に八島ヶ池が見えます。
東側の広場 駐車場
 そのまま進んだら東側の広場に出ました。ここを八島園地と言うのでしょうか。平日にしては多くの観光客がおりました。よって駐車場もこの通りで車が増えていました。
ビジターセンター
 9時半のオープンと云う事で出発時には開いていなかったビジターセンターを覗いて見ました。担当の方に「花は何時頃からが良いのでしょうか?タンポポとフキノトウしか見られなかった。」と伺ったら、「他にタチツボスミレ、ザゼンソウ、ショウジョウバカマの報告があります。見頃は6〜7月です。」とのことでした。収穫はこの地図、最初の地塘が「鬼ヶ泉水」、さらに旧御射山(もとみやさん)という読み方も知りました。それが基となり旧御射山遺跡は鎌倉時代に流鏑馬(やぶさめ)などの神事が行われた場所と云う事を知ることが出来ました。でも尾瀬のように朝早くから開いていてくれたら、そこにも行っていたのにと悔しさも残りました。

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