木 魚
みどり画廊

色紙の部
はるさむや


どうのもくぎょの


ふかねむり

 二月はまだ三寒四温がつづいているような感じがする。俳句では「余寒」「春寒」などともいう。越生の梅林へいったとき、訪ねた古刹の本堂に大きな木魚が冬眠のようにおかれていた。和尚のありがたい説教に足が痺れ、やけに耳にひびいたのを覚えている。

俳人 く ぅ

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