日本列島 山だらけ     トップページへ戻る  山だらけメニューへ戻る

富士見山 △1,640.0m 南球磨郡身延町(旧中富町)・早川町境界
歩行時間 5時間 7分 歩行距離 7km
参考図書 新・分県登山ガイド 14 山梨県の山(山と渓谷社)
行程 炭焼き園07:09→山頂まで3km標識07:40/07:43→標高1,100m標識08:13/08:17→1,250m標識08:59/09:06→1,450m(あと30分)標識09:39/09:43→御殿山分岐10:07→展望台(奥ノ院)10:16/10:40→富士見山11:00/11:03→展望台(奥ノ院)11:24/11:31→御殿山分岐11:38→1,150m標識12:30/12:43→炭焼き園13:21
山遊日 14/11/06

炭焼き園




 身延道(国道52号線)で富士川町(旧鰍沢町)との境界を少し南下した所から「なかとみ青少年自然の家」を目指して西に進むと富士見山が正面に見えて来ます。
 平須を過ぎ堂平に向かうとバスの折り返し地点に一般車は炭焼き園にとの案内があったので少し引き返しました。このフィールドアスレチックの有る場所が炭焼き園でした。
平須登山口 平須登山口
 バスの通る道と云っても細い道ですからマイクロバスの運行なのでしょうか。左横からショートカットで左(南)側に水道施設、右側にバス停を見送った所が平須登山口の石段です。
少し荒れた剔れ径 標高750m
 雨が降ると流れ落ちるのでしょう、少々荒れていますが剔れが深く、古くからの径であることが覗えます。標高750mとの真新しい標示があります。50m毎に、この標示があるのですが山頂まで約900mの標高差となり、低山の割には手強い登りです。
山頂まで3.5km 巻き径
 山頂まで3.5kmの標識です。これも500m毎の間隔で立っています。ここは巻き径ですが、この先からジグザグの急登となります。
小屋とトイレ 奥殿参道
 作業小屋なのか参拝者のための休憩所なのか定かではないのですが、壊れかけた建物とトイレがありました。「奥殿参道」と書かれた古い案内板も残っていました。
楓の黄葉 倒壊した建物と鳥居
 登り初めは杉林、途中からヒノキに変わり、ここまで来ると自然林も多くなり楓の黄葉が綺麗です。標高1,000mの近くまで来たら建物が完全に倒壊しています。この奥には鳥居が立っていますから参拝所だったのでしょうか・・・
富士川







 山頂まで2kmの標識を越え、左後方(東南東)を振り返って見たら紅葉の間に富士川が綺麗に見えました。
ブナの黄葉 崩落地
 ブナの黄葉も綺麗です。展望台(奥ノ院)までの約半分位の所で南に向かって左カーブをするのですが、この地点に崩落の危険ヶ所が三ヶ所ほど続くのでロープを伝い慎重に通ります。
山頂まで1km 崩落地
 危険ヶ所を過ぎたら右カーブで北西に進むと、山頂まで1km地点の先にも崩落地があるのですが、ここは山径から離れているので近寄らない限り大丈夫です。
御殿山、堂平登山口分岐 山頂まで0.25km
 南北に延びるカラマツ林の尾根に乗ると右(北)側が御殿山、堂平登山口から登ってくる径との分岐となるので、ここは左折で南下します。500m間隔だった案内は、ここの二つ手前から250m間隔に変わりました。
鞍部へ下る 登り返しで展望台(奥ノ院)へ
 尾根に上がった地点で標高は1,600mを越していますので、いったん鞍部へ下って、登り返しで展望台(奥ノ院)へ向かうようになります。
東南東に冨士山








 左(東南東)の樹間に毛無山越しの冨士山が、やっと見えてきました。
展望台(奥ノ院)






 展望台(奥ノ院)到着です。鳥居や石祠、御札は当然としても地元の西島小学校の卒業生が立てた「未知をを開け みんなの力で」の記念碑を見て、みんなに愛されている山なんだと嬉しくなりました。
南東に富士川








 冨士山は、はっきりしなくなったのですが南東に富士川。
南に富士見山









 南に富士見山。
西南西には笊ヶ岳









 西南西には笊ヶ岳。
西北西に南アルプス








 西北西に南アルプスの山々と右手前に御殿山。
冨士山









 アップで東南東の冨士山。
南東に天子ヶ岳と富士川









 南東に天子ヶ岳と富士川。
南には身延山と七面山









 南には富士見山越しに身延山と七面山。
西南西に笊ヶ岳









 西南西に双耳峰の笊ヶ岳。
西には赤石岳









 西には赤石岳。
その右に荒川岳









 その右に荒川岳。
北西の白根(白嶺)三山









 北西の白根(白嶺)三山。
北岳









 北岳だと思うのですが。
富士見山









 軽食休憩も採ったので富士見山に向かいます。
富士見山






 下って登って三つ目のコブだったと思います。山梨百名山の山頂標識と二等三角点富士見山が立っていました。
富士川町市街









 東北東の樹間に富士川町市街が見えます。
冨士山








 少し刈り払われたようで冨士山が見えるようになりました。
西側に南アルプス









 西側の樹間には南アルプス南部の山々。
念力大国神、杖立権現 念力大国神、北辰妙見
 登る途中で見つけた鳥居が気になっていたので帰りがけに寄ってみました。何と塩ビパイプで出来ており、山側のは念力大国神、杖立権現と記されいますが台座だけで石祠がありません。もう一つ下側のは念力大国神、北辰妙見とあり、こちらはちゃんと石祠が建っていました。
富士見山









 帰る途中で振り返って見た富士見山です。

特別付録

大柳川渓谷 Part2 南球磨郡富士川町(旧鰍沢町)
山遊日 14/11/07
所要時間 1時間50分(食事の時間を含まず)

西端(源氏の湯)入口





 大柳川渓谷は'11年の10月末に身延山へ来た時に雨で省略、その代替として歩いた所です。
 その時は紅葉には未だ早く、今回はそのリベンジとして山梨百名山の富士見山とセットで紅葉に併せて訪れてみました。
西北端から








 今回も源氏の湯の駐車場を、お借りして西北端の上流部から入ったのですが紅葉は八分と云った所でしょうか。
十谷荘離れのお風呂






 十谷荘離れのお風呂「天狗の湯」前に出ます。
東屋









 もみじ橋を渡り、東屋に向かいました。
上流 観音の滝
 上流の方を眺めて見ました。さらに東屋の下で見た観音の滝は水量もあり、紅葉と併せて、前回とは比較にならないほど綺麗です。
龍馬淵









 龍馬淵は記憶に残っていませんでした。
五段の滝分岐 天狗橋
 天淵橋を過ぎると南西から下っている沢沿いにある五段の滝との分岐になります。前回は崩落のため通行止めでロープが張られていた場所です。登り径となり、天狗橋を渡り、さらに登ります。
涼みの滝分岐 丸木橋で沢越え ロープが下がる
 分岐の先に「ハイカーは引き返して下さい」との注意書きがあったのですが、やはり、ここは山径です。涼みの滝はロープが張られて通せんぼになっていました。沢を丸木橋で渡り、左岸から右岸、さらに左岸に渡るとロープの下がる滑りやすい径になります。
五段の滝とまぼろしの滝案内 五段の滝とまぼろしの滝案内
 五段の滝とまぼろしの滝案内が短い間隔で立っています。ここは急登で先行のグループが途中で休憩をしていました。
五段の滝上部







 五段の滝を目指し、分岐をそのまま、真っ直ぐ進みました。
 大きくて一枚の写真には納まりません。先ずは上部を・・・
五段の滝下部









 こちらが下部です。
まぼろしの滝 穴観音滝
 先程の分岐まで戻り、北北西に登ると、まぼろしの滝です。もう一つ、穴観音滝も並んでいました。
竜仙橋








 本流に戻り竜仙橋を渡りながら河原近くまで下ります。
天淵の滝 東側の下流
 竜仙橋から左側に上流の天淵の滝、右(東)側が下流になります。
左岸から竜仙橋を








 大柳川渓谷の左岸に戻り竜仙橋を振り返って見ました。
大柳川渓流公園









 大柳川渓流公園は樹間から眺めるだけで、今回も行きませんでした。
つくたべかん






 前回同様に「つくたべかん」で「みみ」を食べ、大満足となりました。

トップページへ戻る  山だらけメニューへ戻る  このページのトップへ戻る