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(那須岳) 茶臼岳 ・1,915m 隠居倉 ・1,819m 朝日岳 ・1,896m 那須郡那須町 参考図書 山と高原地図 K 那須・塩原(昭文社) 1日目 歩行時間 2時間28分 歩行距離 5.2km 行程 RW山頂駅08:38→大岩09:00→茶臼岳09:20/09:40→峰の茶屋跡10:15/10:34→延命水11:20/11:23→三斗小屋温泉11:48 2日目 歩行時間 3時間21分 歩行距離 5.3km 行程 三斗小屋温泉07:35→源泉地07:56→クサリ場08:21/08:25→隠居倉08:43/09:08→熊見曽根東端09:41/09:46→朝日岳の肩09:55→朝日岳10:05/10:25→朝日岳の肩10:35→峰の茶屋跡11:09/11:24→山の神11:54→RW山麓駅前駐車場12:05 山遊日 14/09/03〜04 |
![]() 槍ヶ岳を予定していたのですが天気予報が悪いので急遽変更、9年ぶりの那須岳(茶臼岳、朝日岳)にしました。雨が降っても困らない短い歩行時間と未だ行ったことのない三斗小屋温泉が目的です。 曇り空の出発でしたが那須湯元温泉を過ぎたらガスが掛かってきてしまいました。 |
![]() それでも山頂駅に着いたらガスが切れてきました。 |
![]() ちょっと雲がかかっていますが茶臼岳も見えます。 |
![]() こんなにスッキリと見えたり、ガスがかかったりの繰り返しです。 |
![]() 右(北)側に朝日岳も見えます。 |
![]() 活火山の荒々しさは相変わらずです。 |
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こんな大きな岩の存在は忘れていました。丁度この辺りが約半分、茶臼岳目指して北西に直登していたのですが、ここから右に巻き、北に向かうと少し楽になります。さらに左カーブで岩の径を西から南西に向きを変えて登ると山頂口になります。 |
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山頂口から南西、西と進む時に左(南)側にある四等三角点那須岳を探したのですが見つかりません。もう少し奥にあったのかも知れません。直ぐに那須岳神社の鳥居が現れてしまいました。その先に山頂標識と那須岳神社が並んでいます。 |
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石祠の向かい側の岩穴に不動明王が祀られていました。これは今回の新発見です。 |
![]() 前回では三角点を探しに山頂口へ戻ってしまったので、今回は噴火口跡を一周する、お鉢巡りをする事にしました。 |
![]() その前に南南西へ一昨年行った南月山、白笹山(那須岳Pa3)。 |
![]() 南西には大佐飛山などの男鹿山塊。 |
![]() 北西に三倉山、大倉山、流石山を見ながら下ります。 |
![]() こちらが山頂に向かう東側の尾根です。 |
![]() 右側に大きな火口跡を見ながら北、北東、東、東南東と向きを変えて進むと、お釜口になり左折で北東に向かいます。 |
![]() 左カーブで北西に向きを変えて下ると右(東)側に再び朝日岳が見えてきます。 |
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牛ヶ首からの径と合わせると硫黄鉱山跡でベンチが並んでいます。右カーブで北西に進むと直ぐに避難小屋の建つ峰の茶屋跡となります。 |
![]() 天気が良ければ朝日岳に登ってから隠居倉経由で三斗小屋温泉に行くつもりでしたが昼食休憩を採ってもガスは切れません。 |
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ここから下のコースで延命水を経て三度小屋温泉に向かうことにしました。見渡してみたら北西に下る径がありました。 |
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剣が峰裾のザレた径で滑らないように気をつけて下ります。途中でオヤマリンドウが咲いていました。 |
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ザレ場を抜けたらシラネニンジンも咲いていました。直ぐに灌木地帯を下るようになります。 |
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左カーブで西に向きを変えホツツジと出会ったら灌木地帯から樹林帯に変わっており那須岳避難小屋も見えてきました。 |
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ドンドンと下ります。コガネギクを見たら無言谷で沢を橋で越えます。 |
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通せんぼが張ってあり、横に丸太の階段径がありました。その先の径は未だ新しい径です。 |
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その先にも通せんぼが張ってあったので怖い物見たさで行ってみました。やはり崩落地でした。ここで三人グループに遇ったのですが、その内の一人が小生と同様に眺めて連れに叱られていました。似たような人間は他にもいたのです。 |
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秋らしいムシカリの実です。延命水で小休止、美味しい水でした。 |
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沼原分岐を過ぎ、右カーブで北に向きを変えると下りから平らな径に変わります。トモエシオガマも見つけました。 |
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小さな橋を渡ったら後一分で三斗小屋温泉です。最初は右(東)手前に煙草屋旅館第二別館。 |
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左(西)側に大黒屋、さらに大黒屋別館、煙草屋旅館となり、どちらも三棟の建物がありました。 |
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煙草屋旅館の湧き水が美味しかったので、ここで水を補給し、東へ向かうと直ぐに右折で石段を登ります。 |
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石段を登り切ったら左カーブで南東へ進むと温泉神社で、手前の鳥井脇に咲いたホツツジが綺麗でした。三斗小屋温泉の開設は康治元年(1,142年)とのこと明治の初期には五軒の旅館があったのだそうです。 |
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温泉神社の右脇を抜けてから左カーブで東に進みます。途中でユウガギクとシラタマノキを見つけました。 |
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階段径を進んでいたら左側に源泉地があり湯煙を上げていました。 |
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源泉地の先で湿った赤土の急登があり少々手こずりましたが笹原の平坦地に出て一安心です。イワオトギリも咲いていました。 |
![]() その先がクサリの下がる急登でした。 |
![]() 東北東に延びる尾根に出たら、やっと前方に隠居倉が見えてきました。 |
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尾根直下右側の巻き径を進んで山頂に着いたら方位板を兼ねた隠居倉の山頂標識が立っていました。 |
![]() 360度に視界が広がった絶景地です。 ガスが切れるのを待ちながらの撮影ですが、北北東へ5年前に行った三本槍岳(那須岳Pa2)。 |
![]() 東には熊見曽根から朝日岳。 |
![]() 南南東の茶臼岳は、これで精一杯でした。 |
![]() 南西に日留賀岳、大佐飛山、男鹿岳などの男鹿山塊、その後に高原山、奥日光の山々、尾瀬の山々が広がっています。 |
![]() 北西には三倉山、大倉山、流石山、大峠山。 |
![]() さらに北側の山々から三本槍岳の山裾とつながります。 |
![]() ズームで高原山。 |
![]() 雲がかかっているのですが男体山。 |
![]() 燧ヶ岳です。 |
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東側に急降下します。その後、上り下りしながら尾根を北東に進みます。オヤマボクチが咲いていました。 |
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ウメバチソウ、トリカブトと続きます。 |
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こんなザレ場の崩落地もありました。60番の現在地番号から携帯電話がつながりました。ここからは東に延びる、なだらかな登り径です。 |
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直ぐに熊見曽根の東端となります。ここで小休止をとり、南東の朝日岳の肩に下りました。 |
![]() 東南東の朝日岳に向かいます。 |
![]() 山頂に立っている人が見えます。 |
![]() 最後は左(北)側から巻いて登ります。 |
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この山頂標識は前に来た時にはありませんでした。山頂にある、この石の鳥居がちゃんとしていて、この横に小さな標識があったのです。気になる人がいたら那須岳をご覧下さいませ。 |
![]() 時々ガスは薄くなるのですが写真を撮るまでには至りません。北東の赤面山方面ですが、この程度にしか撮れません。 |
![]() 南南東の茶臼岳、男鹿山塊も、これで精一杯でした。 |
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朝日岳の肩からは南南西に下るのですが朝日岳西端の、こんなガレた壁は記憶に残っていませんでした。こちらの下り径は覚えているのですが・・・ |
![]() 振り返って見た西北西の隠居倉。 |
![]() 北北西の熊見曽根から同東端です。 |
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峰の茶屋跡手前の恵比寿大黒の道標にも記憶がありません。茶臼山のオヤマソバやオンタデは白花でつまらないので写真を撮らなかったのですが、ここのオヤマソバは綺麗だったのでゲットしました。 |
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峰の茶屋跡で昼食休憩を採っていたら小学生の遠足が到着しました。峰の茶屋跡から東に下り樹林帯に入ると、今回の山遊びもそろそろ終了です。 |
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登り口にある山の神ですが、これも記憶に無いのですが硫黄鉱山のお守りとして祀られていたものを近年に修復・再建したとのことで安心しました。 |
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県営駐車場を利用の場合はこの登山指導所の先で左に行くのですがRW山麓駅に行くので直進で南東へ、直ぐ先の右側に峠の茶屋が現れます。これも記憶に残っています。 |
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展望台はガスがかかっているのでパス。いったん車道に出るのですが右側のRW山麓駅への径を進みます。 |
![]() 県営駐車場入口から北西にガスが切れた朝日岳を振り返って見ました。 |
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石畳の径をそのまま下るとRW山麓駅前に到着します。その前が駐車場です。 |
![]() RW山頂駅と茶臼山山頂です。肉眼ではもう少しはっきりと見えたのですが。しばらく待ったのですがこれ以上に回復することはありませんでした。 |